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ROCK DIARY 2018年12月 2ページ目

日々ROCK的な・・・



もともと、流行というものには興味はなかった。
自分が好きなものをいつの時もマイブームとして
捉えて、今の流行というものは常に自分が今、興味
のあることが自分にとっての流行だった。そういうことは
10代の頃からいまでも全く変わらないスタンスを続けている

SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘


日々ROCK的な・・・



ヴィヴィアンウエストウッドから少年時代から
僕はだいぶ影響を受けて来た。ヴィヴィアンが
服を想像するように僕は髪を想像したいとずっと
考えて来た。

SAIKAディレクタ-  齋藤嘉弘


日々ROCK的な・・・



 Jayne Mansfield

考えるべき事はイメージにある。それぞれの持つイメージを惹きだす事にあるのだと思う


SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘






日々ROCK的な・・・




『MY GENERATION』

1960年代、70年代、そして80年代と僕が10代から20代のはじめにかけて影響を受けて来た事が美容師としての
全てになった。ロック、ファッション、アート。すべてのカルチャーから学びとり、デザインとはなにか?必要なテクニック
とはどんなものか?素敵に見えて、かっこよく見えて、お洒落にみえるものは年齢は関係なく人生を誰しもがエンジョイで
きるのではないのか?SAIKAというムーブメントはもはや、オープン以来25年もの歳月が流れると10代や20代のお客様だけのもの
ではなく、すでに60代、70代のシニア世代まで浸透し続けていった。いまや、感度の高いハイシニア世代である80代
90代のお客様まで来店して頂けることは驚くべき事になっている。人生100歳時代、本当にお洒落ってずっとこだわり
をもっている人は続いていくのだと実証を示せているSAIKAになったように思う。

SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘





日々ROCK的な・・・




人がすすんで行く道には衣食住があって
その3つの価値をつくりあげていくためにも
自分自身の価値の追求が大切なことなんだと
ずっと思ってきた。自分の人生がこんなはず
じゃなかった?そんなことは思いたくない
自分の価値を追求するために人は生きる
目的ってものもあるのではないのか?
そんなことをよく考える

SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘


日々ROCK的な・・・




高校生だった頃の僕はヘアスタイルのことを考えたりファッションのことを考えることが
日課だったし、学校の勉強よりも勉強しなければならないことに夢中になっていた。
ROCK(音楽)を聴くことはインスピレーションのなんらかの作用だったし、それよりも
大切なのは音という見えないものではなくて見えているヘアスタイルだったり着るべき服で
ある洋服がサウンドよりも重要だったのは確かだ。1970年代の中頃ってファッションに
男の子が興味をもつと、男のくせに!みたいな時代背景はまだまだ残っていた。

SAIKAディレクタ-  齋藤嘉弘


日々ROCK的な・・・



ヴェルベットアンダーグランド

少年期の僕はROCKとファッションを完全につなげて考えていた。もちろんアーティストの発表する
レコードジャケットはもちろんかっこいいものじゃなければ到底受入れることなどできなかった。
いくら、いい音楽を作っていてもアーティスト自体がかっこ悪いというのは本末転倒でありお粗末
だという観念さえあった。そこでもっとも重要なのがいかにミュージシャンをプロデュースできるか
ということだった。10代だった僕はすでにアンディウォーホルの存在に憧れていたし、ベルベッツの
プロデュースの方向性というものが後の自分に大きな影響を与えてくれたものだった。

SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘


日々ROCK的な・・・



トムヴァーライン

中学3年生だった僕にとって、いささかハードロックやヘビーメタル的ロックよりも
1960年代当時の素人っぽいROCKのほうがかっこいいなんて思っていた頃でもあった
15歳だった僕はNYドールズやテレヴィジョンなどのアンダーグランド的なROCKこそが
ロックのルーツではないのか?そんなふうに考えていた頃だった。ロックにはサウンドだけ
ではなくてファッションもイメージも一体化しているものでなければならない。僕はそう
強く感じ始めていた。それがNYのアンダーグランドシーンもひとつだった

SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘


日々ROCK的な・・・



ジミヘンドリックス


エディスリマンがディオールオムの
専属デザイナーに就任したのが2000年
だった。もともとスリマンのつくるファッションは
UKロックからのインスパイアが多く、ジミヘンドリックの
ファッションを見事にスリマン流につくりあげたことは
記憶に新しいものだ
 
1960年代〜70年代にかけてのロック
アーティストのコスチュームは学ぶべきところが
たくさんある。ヘンドリックスはこの時代でも
最先端のファッションだったし彼の想像した
サウンドとファッションは見事にからみあっていた
 
ロックとアートとファッションはいつの時代も
常にからみあい、意識していなければならない
ミュージシャンたるもの、人に観られるもの
この3つのどれか欠けても茶番となってしまう

SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘


日々ROCK的な・・・



画像•ジョニーサンダース

もっとHAIRじたいが時代に流されずかっこよくなれば
人生だってきっと他の人たちとは違う自分だけの
オリジナルな日々って送れるんじゃないのかって
思う

SAIKAディレクタ- 齋藤嘉弘





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