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2022年7月10日(日) 日々ROCK的な・・・



26歳(1986)
NYにて・・・
 
子供の頃になんとなく感じた事は
足の速い人と一緒に走ると自分の記録も伸びるということでした
 
おそらくなんにでも言えることなのだと思うのですが
お勉強のできる友達の中に自分を身をおくことにより
色々な知識が身に付いていくということもあります
 
また、その逆に悪さばかりしているヤンチャな人たちと
つるんでしまうと自分自身がしっかりとしたものを持っていないと
自分もそうなってしまうという危険性もあります
 
ようするに環境において自分はどうかという事を10代の頃に
僕は経験し体験することにより、社会人になってからのすすむべき
道というものを迷いなく選択してきたように思うのです
 
美容師の最初の師匠に出会ったのが20歳のときでした
面接の時に師匠に言われたことは・・
 
一流になる決意があるなら一緒に働いてください
そのかわり、特別に厳しくするけどその覚悟は
ありますか?ということでした
 
僕は、はい、あります!宜しくお願いします
と面接で言い、合格させていただきました
 
さて、入社してからのことはご想像にお任せ
しますが
 
想像を絶するほどの厳しさでした。
今じゃパワハラで訴えられてもおかしくないですね
 
僕は6年間、バスケ部に中高と所属していましたので
職場での厳しさは絶えられる精神力は普通の人の100倍は
持っていました。
 
学生時代の部活は先輩後輩のけじめがしっかり
していたし、監督が生徒を殴る、先輩が後輩を
殴るなんてあたりまえの時代でしたので
 
まさか社会ではどんな厳しいだろうが
殴る蹴るまではなかったです
 
最近テレビで山下達郎のインタビューで
若い頃に一流のミュージシャンとセッションしたときに
その凄さに驚いたと言うのです
 
一流って凄い!
 
そのテレビを観ていて、ふっと40年前のことを
思い浮かびました
 
一流を目指すなら一緒に仕事しよう!
 
あのとき、一流って有名になることなんだろうか?
技術的に優れた美容師になることなのだろうか?
お客様の指名をたくさんとって人気ものになることなのだろうか?
 
20才の僕は漠然とそんなことを考えたものでした
 
あれから、40年
 
一流の意味がようやくなんとなくわかって来た自分がいます
 
達郎さんが一流と一緒に仕事してわかったことが
あったと話していたのを聞いて
 
一流?
 
なるほどなあと歳を重ねて来て思う事が
ありました
 
そして僕はまだまだ
その一流には達していませんので
一流を目指して行きたいとこれからも
思うのです

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