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2022年9月19日(月) 日々ROCK的な・・・



日本にパーマがはいってきたのは大正時代の話です。
 
そもそもパーマの歴史を紐解くとそれはそれはただならぬ
努力の賜物でした
 
現代のように薬剤を使ってロッドを巻き付けてパーマをかけるようになった
のは、昭和時代になってからの話であり、古くは徳川の時代にも髪結いさん
たちはその技法を独自に開発していたと言うのですから驚きでもあります
 
男性にしろ女性においてもパーマをかけて失敗したという経験のあるかたも
少なくはないと思います。
 
パーマはかかりすぎは失敗であり、かからなすぎは失敗ではないのです・・
 
コレって??
 
案外わかりにくい話でもありますが
 
カールする
ウエーブになること事体が
ストレートから変化をすることにつながるので・・
 
かかりすぎは
明らかに失敗になります
 
しかし、かからなすぎは、失敗というよりも
またかけなおせばいい話ですので、これって
失敗でもあるのに失敗ではないんですね
 
パーマは俗にコールドパーマと言います
 
髪質や求めるウェーブ、カールにあわせて
薬剤を選定します
 
パーマ剤にはチオ、シス、システアミン、
シスチオ・・・
現代では髪質にあわせた薬剤が各メーカーから
次々発売されます
 
我々美容師はいつもと同じものを使用するのではなくて
常に新しい薬剤にアンテナをたてる必要性があります
 
その時代のヘアスタイルが変われば使う道具が変わり薬剤も当然
変わります
 
いつもの常連さんだからいい・・・
 
それが美容師さんの命とりにも繋がっていきます
 
新製品を常に知り試すこれは時代についていくことに
 
つながりますので新製品には注目する必要性があります
 
クリープパーマ・・
デジタルパーマ・・
 
もう必要ありません
 
時代は進化を続けています
古い道具、機材、薬剤はいりません
 
流行を追いかけるのではなく
より良い製品に着目する必要があるのだと
つくづく感じます
 
パーマは美容師にとっても
もっとも難しい技術です
 
必ず求めているウエーブを出せる?
それはないから研鑽する楽しさがあります
 
アイロンでつくるカールやウエーブと
パーマでつくるカールやウエーブは違います

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